≪ガイドライン≫

 

マイケルチェーホフ東京では、すべてのレッスン・ワークショップ・舞台制作において、参加者全員が安心して創造性を発揮できる環境を目指しています。このガイドラインは、講師、ゲスト講師(海外講師を含む)、受講生、スタッフなど、関係するすべての方々に適用されます。

■ ハラスメント・差別の禁止

ハラスメントとは、他者の尊厳を傷つけ、不快感や不利益を与える言動の総称です。行為者の意図にかかわらず、次のような行為を禁止します。

① セクシュアルハラスメント

  • 性的な言動や要求により相手に不快感や恐怖を与える行為。
  • 恋人や家族構成などのプライベートな質問を繰り返す。
  • 性的な話題や不快な状況を作り出す(例:わいせつな画像を見せる)。
  • 不必要な身体接触。
  • 不適切な場所での指導や稽古(例:ホテル、居酒屋)。
  • 合意なく性的シーンを進行させる。


② パワーハラスメント

  • 地位や権限を利用して精神的・身体的苦痛を与える行為。
  • 暴行行為、威圧的な態度、無理な要求。
  • 人種や性別などを理由とした差別的発言や行動。
  • 特定の人を無視して孤立させる。

③ ジェンダー・ハラスメント

  • 性別に基づく固定観念や差別的な言動。
  • 性的少数者への中傷や差別。

④ モラル・ハラスメント

  • 言葉や態度による目に見えない暴力。
  • 無視、噂話、容姿へのからかい。
  • 不機嫌な態度で相手を追い詰める。

⑤ レイシャル・ハラスメント

  • 人種や国籍に基づく差別や嫌がらせ。
  • 不合理に評価や指導内容を変える。


■ 基本的な心得

  • 互いの人格や信条を尊重する。
  • ハラスメントかどうかは受け手の判断が重要である。
  • 意図が親しさや好意からでも、相手を不快にさせる可能性があることを認識する。
  • 相手が拒否や不快を示した場合、その行動を繰り返さない。


■ NOと言える権利を尊重

演技の特性上、身体接触や厳しい言動が発生する場合がありますが、参加者が「NO」や「やめて」と意思表示をした際は、その気持ちを尊重してください。その発言が原因で不利益を被ることはありません。


■ 希望する呼称の尊重

見た目や氏名で性別を推測せず、相手が希望する呼称を使用してください。初回レッスン時に確認します。


■ 他者の権利の尊重

ワークショップやレッスンで知り得た以下の情報は口外を禁止します:

  • 創作のアイデア。
  • プライベートな情報(居住地、家族構成など)。
  • 未公開の活動予定。
  • 演技に関するSNSでの誹謗中傷。

ご意見や不安がある場合は「ご意見フォーム」をご利用ください。
https://forms.gle/SHuZ6oDEh1hXTyt69


■ 公的機関の相談窓口

 

Michael Chekhov  Tokyo

マイケルチェーホフ東京 

 

【代表 】

秋江智文

 

【問い合わせ】

michael_chekhov_tokyo@yahoo.co.jp