役を演じる際に、自分ばかり使い、何を演じても同じようになってしまう。チェーホフテクニックでは、役と自分は「違う」というところから出発し、役を自分の内ではなく外に見つけるようにします。それをただの模倣ではなく、リアリティをもって演じなくてはなりません。
今回のテーマは、「真実の感覚を持って劇的に役に変化する」ことにあります。ただあなたのままとしているわけではなく、役として今を生きる存在になってもらいます。テキストは、アントンチェーホフの「ワーニャ伯父さん」を使用します。
【レッスンの内容】
□一日目(12月26日)「外のイメージと融合」□
・そもそも外にイメージを作るとはどういうことなのか。
・イメージと融合するとは、そのプロセスを理解する。
・イメージに動かされる感覚。即興で演じる。
□ニ日目(12月27日)□
・作品の役と出会う。
・役の目的を取り入れてみる。
・役のイメージに動かされてみる。
・エチュードで役の世界を生きてみる。
□三日目(12月28日)□
・相手と交流してみる。
・シーンを演じてみる。
▼対象者
俳優・俳優になろうとされている方
※学生・社会人の方も受講できますが、基本俳優として参加していただきます。
▼定員
8名
▼日時
12月26日18:15~21:45
12月27日18:15~21:45
12月28日13:15~16:45
※ 開錠は開始の15分前
▼場所
K‘Sスタジオ新館
〒1660003 東京都杉並区高円寺南1-6-3ISOビル4階
https://koenjiksstudio.wixsite.com/mysite/blank
▼受講料
12月26日のみ4000円
全て参加11000円
※支払方法は銀行振込、Paypal 、現金でお支払い
▼申し込み方法
HPの「APPLICATION」より申し込みください
https://www.michael-chekhov-tokyo.com/application/
▼講師紹介
秋江智文
俳優・演技講師・演出家
マイケルチェーホフ東京代表
アクティングコーチギルド(ACG)理事
京都芸術大学非常勤講師
21歳のときマイケルチェーホフの著作『To the Actor』を読み、強く感銘を受ける。25歳のとき渡英。英国アルテミス・スピーチ&ドラマスクールで、チェーホフテクニックのサラ・ケーン(Sarah Kane)および、校長のクリストファー・ガービー(Christopher Garvey)に師事し、チェーホフテクニックやスピーチテクニックを学ぶ。また『マイケルチェーホフロンドンスタジオ』(Michael Chekhov Studio London)の校長を務めるグラハム・ディクソン(Graham Dixson)にも師事する。現在ではウルリッヒマイヤーホーシュ(Ulrich Meyer-Horsch)を師として、日本でマイケルチェーホフテクニックを体系立てて教えている。松竹エンタテインメント俳優スクール、株式会社フリー・ウェーブ、ポーラスター東京アカデミー、株式会社アンカットなどで講師を務めている。